雑然と。混交、リンク、伝播、ハイブリッド、情報化!
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このわたというのはナマコの腸で、こないだ実家にいたときふいに親戚からナマコを頂戴したので日本酒のあてにナマコの酢の物を造ってこのわたは生で頂いた。独特のにおいがして強烈、駄目なかたは一向無理であろうなんとも言えない味。ほやのような、といえばそのようであるがまた違う匂いのするのである。
海辺の近くに生まれ親類に少なからず漁労を営むひともいるので時折ナマコも貰う、とかけばそそとしているが、ナマコに少々高級なイメージが付いたのはここ数年のことで昔は磯場にいくとアホみたいにころころ落ちていたもので、ナマコはそこそこな頻度で食べていたような気がする。
そうした昔からの習慣でいくと、このわたはもっぱら生で食べる、たいした量が取れるでもなしちゅるっと一すじほおばっておしまい、というのが常で今回もそうしていただいた。どんなに想像力のあるひとでもこれは想像だにできないという変わった風味が鼻から脳みそまで突き抜けて甘みが残る。じつにうまい。
しかし先ほどwikipedia「このわた」をみたところこんなことが書いてある。
ふつうは塩蔵されたものが市販されるが、生(なま)ですすっても、三杯酢に漬けても美味である。酒によくあうとよろこばれる。このわたに熱燗の酒をそそいだものは、「このわた酒」という。
このわた汁。これは大層に興味深い。次にはぜひこれをやろう。きっとうまいだろう!ほかにも色々な調理法が隠されているに違いない。なにせ奇想天外な味だから。日本三大珍味の一つに数えられるその真髄や如何に、といったところ。
海辺の近くに生まれ親類に少なからず漁労を営むひともいるので時折ナマコも貰う、とかけばそそとしているが、ナマコに少々高級なイメージが付いたのはここ数年のことで昔は磯場にいくとアホみたいにころころ落ちていたもので、ナマコはそこそこな頻度で食べていたような気がする。
そうした昔からの習慣でいくと、このわたはもっぱら生で食べる、たいした量が取れるでもなしちゅるっと一すじほおばっておしまい、というのが常で今回もそうしていただいた。どんなに想像力のあるひとでもこれは想像だにできないという変わった風味が鼻から脳みそまで突き抜けて甘みが残る。じつにうまい。
しかし先ほどwikipedia「このわた」をみたところこんなことが書いてある。
ふつうは塩蔵されたものが市販されるが、生(なま)ですすっても、三杯酢に漬けても美味である。酒によくあうとよろこばれる。このわたに熱燗の酒をそそいだものは、「このわた酒」という。
「このわた汁」は、このわたをまな板の上で庖丁で叩き、椀に入れ、極く淡仕立ての汁を注ぐ。こうすればこのわたの真の味を賞し得るという。また味噌 仕立てにもされ、三州味噌を庖丁で細かく切り、水で溶き、鰹節、昆布を入れて3時間置き、裏ごしに掛け、汁を火にかけて味を調え、このわたを加え、さっと 煮る。
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