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立ち飲み屋というのはよく耳にする。デフレが進行するにつれて低価格均一価格の居酒屋なんかが増え、さらにリーズナブルなお店ということで大手外食産業も展開を始めて密かにムーブメントになりつつあるのかな、とか思っている。
しかし世の中には立ち焼肉屋というものまである。立って焼肉をいただくのである。一人で外食なんてできないよ、なんて言っていられない。立って食わなきゃいけないのである。

店の名前は「仔牛屋」といって、店の前を通りかかると思わず立ち止ってしまう。路上に張り出した形の店舗の中で、スーツ姿の中年が七輪で焼肉を焼いて食っているのが見える、しかも立って食っているからだ。
店内は狭くて、一度に立てるのは7~8人が限度と行ったところだろうか。コの字型のカウンターの中には店主がいて、テーブルに七輪が4つほど置いてある。そう!立ち焼肉屋だから、お隣さんとは譲り合いの精神。七輪共有なのである。メニューもすごく簡単、全品600円で肉は5種類ほどだったか、タン・ツラ(ミ)、ハラ(ミ)、ミノ、キモ、ココロ。一つ肉を頼むと、陶製の焼酎のタンブラーのようなものにタレに浸かった肉が出てきて、追加注文するとその器にまた「ドサっ」と肉が追加される。非常にアグレッシブな提供の仕方だ。
タレは酸味があって甘くなく、ネギやら唐辛子やらニンニクをたっぷりと突っ込んで食べる。肉とのバランスはもちろん満点だ。ビールはアサヒ瓶のみ(多分)。ややこしいことはなしで、ホルモン食いたい人は食ってくださいという感じで、雰囲気のある店といったらこれ以上をみつけるのはそう簡単ではないのではないか。

肉はとかく新鮮で割りと品のいい味がした覚えがある。臭みやえぐみのない綺麗な肉だったと記憶している。とはいえ全品600円であまり量が多くないとなれば、いわゆる安酒という範疇には入らないのがなんとも残念だなあ、と思っていたんだけど、ggってみたら全品600円という人と500円という二通りが居る。酔っ払いの記憶力が曖昧なことの証明なのか、日によって値段が違うのか(ブログや口コミ情報の日付が前後して二通りの人が居るので、いつかに価格改定したというのだけではどうも腑の落ちどころが悪い)。生肝も大変うまくて名物という話もあるので、ここにはもう一度立ち寄らなければならないだろう。

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